小笠原 直樹さん
明興産業株式会社 代表取締役

〒470-2102
愛知県知多郡東浦町緒川西高岨33-7
電話 0562-83-2981
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留学

父が刈谷市で車の部品用の木箱やパレットを作る木製品製造の仕事を初めました。
その後、東浦で工場を作ったのをきっかけに引っ越し、地元の小・中学校へ通い高校に進学。18歳から3年間カナダへ留学しました。最初は言葉も通じませんでしたが、3ヶ月程たつと友達もできて、向こうでの生活の楽しさがわかるようになりました。いろんな国の人がいましたから考え方も違うし、個性の強い人が多く、今までにない発想、常識に出会い強く影響を受けました。

カナダで3年間生活をし、あと2~3年はと思っていたところ家族の事情で帰国しました。カナダでの生活体験からか、何か違った意味で、やればできるんだという変な自信を持って帰ってきちゃいましたね(笑)。今の自分に影響が大きかったのは、カナダでの生活と帰国後の青年会議所活動(JC)です。

地域活動

若い頃は自分の我を追求することばかりでしたが、JCは奉仕する活動、まちづくりを通して修練する、鍛える団体なので、人の役に立つことの楽しさを学びました。いろんなアイディアや提案を出す中で、違う業種の人たちが、損得抜きで何時間も議論し、意見がぶつかりあう。何のために、誰のためにやるのか。これをやることで誰が喜んでくれるだろう。

これはいろんなことに通じるんですよね。自分を喜ばすことよりも人が喜んでくれて、出会える笑顔だとか、そういうものがすごく楽しく、幸せを感じます。JCに入ってなかったらいまだに自分の満足だけを考えて生きていたかもしれません。

子供が通う緒川小学校と北部中学校では、PTA会長をさせていただきました。(自分が通っているときは叱られてばかりでしたが・・・・) 小学校の時は、お父さんたちが学校に足を運んでもらえるように、またPTAの委員の人たちに、思い出に残るような事業がやりたいよね、ということで、PTA主催・夜のサマーフェスタを開催しました。その後北部中学校区の各会長、副会長、JCの仲間数人と、オヤジの会を立ち上げ今も活動しています。

喜び

会社も私生活も含めて、自分が幸せだと感じるのは、そこにいる人たちが一緒に楽しいな、幸せだなと感じる空間だと思います。仲間がいたり、笑ってくれたり喜んでくれる人がいると、充実しますよね。ですから今後も、人の笑顔の空間に自分が身を置けるようがんばる。そんな人生を送っていけたらいいなと思います。