水野 善久さん
株式会社丸兼 和食めん処都やこ 
代表取締役社長

〒470-2102
愛知県知多郡東浦町緒川屋敷一区11-1
電話 0562-83-9860
FAX  0562-83-2475

お店

高校を卒業後、調理師専門学校へ行き、料理の世界へ入りました。洋食店や料亭、仕出しやオードブルを出す寿司屋など、色々と勉強しました。お店をやることになった時、大衆的な感覚でと思い、うどんそば店をやろうと決めました。店名(都やこ)は「京の都」という言葉がありますが、都のように人々が集い、活気のあるお店になってほしい、ということで付けた名前です。

仕事

もともと父が(株)丸兼という会社を立ち上げ、お寿司やおにぎりお弁当などを市場やお店、企業や病院などに卸していました。多き時には60名程で深夜1時2時から作り出し、朝の6時頃には各地へ配達をしていました。その後、コンビニ等の出現により小売店の販売に陰りが出てきました。父からも会社を辞めようかと相談を受けました。やめるのも勿体無い、じゃあ何かやろう、今までは小売業者に卸すことが多かったので、直売を意識して、27歳の時にうどんの店「都やこ」を始めました。

地域貢献

31歳の時に大府青年会議所(JC)に入会して以来、地域への貢献の大切さを学びました。JCを卒業してからもPTAなどのお声が掛かり、昨年は北部中学校の会長、現在は大府東高校のPTA会長をしています。本当はガラじゃありませんが…(笑)

商工会

最近はFAXで研修会や勉強会の案内が送られてくるようになりました。その中の一つ、商人塾に参加させていただき、勉強させてもらいました。経営コンサルタントの先生方の熱心な講演や、一緒に受講した地元企業の方々との出会いも新鮮でした。商工会がある意味、近くに感じています。

これから

都会と田舎が共存しているような町になれば。大企業と中小企業、大型店舗と小規模店舗などが共栄していけるような。大手もないと困りますし、それだけになっても困ります。お客様にとって、自由に使い分けられる店づくり、まちづくりになったら良いなと思います。

継続をしていくことは大変です。時代も大きく動いているので、いろいろ考えて実行していかないと、危機感はいっぱいです。お客様から「美味しかった」「ありがとう」と声をかけてくださる事がありますが、この仕事をしていて良かったなと思う瞬間です。商いは価値と価値の交換なので、お客様の期待以上だったら「ありがとう」と言ってもらえる。お叱りを受ける事もありますが、その時は身を引き締めて。また、これがないのも困る。お叱りが無くて、もう来ないわという方がもっと怖い。回りまわってくる仕事なので…。仕事があることに感謝!感謝!の毎日です。